モンゴル 1
モンゴル 1
2015年 7月の岩画プロジェクトに続き今年もモンゴルへ岩画調査に行ってまいりました。
そもそもは昨年、帰国前日に行ったモンゴル自然史博物館にて なんと40,000年前 旧石器時代の岩画があることが判明したのです!!
とっても苛酷だった2015年プロジェクトに続きまさかの2年連続モンゴル入り。
どんな9日間になるのか…期待と不安でいっぱいです!
まずは、ウランバートルから国内線に乗り換えて
西へ3時間半 ホブド県まで移動✈️
飛行機から降り立つと 乾燥した空気とゴツゴツした山肌の懐かしい景色がひろがっていました。
四輪駆動車に分乗し、ホイドセンヘリーンツーリストキャンプへ 約3時間の道のりです。
8月のモンゴルは日没が20時過ぎ。
昼間は日射しが強く暑いのですが、日没後は風が強まり急激に気温が下がります。フリースや薄手のダウンがないと凍えてしまいます。
滞在3日目は、いよいよホイドセンヘリーン洞窟へ。
山の中腹にぽっかりと空いた大きな洞窟は想像以上の大きさです。
洞窟内で写真を撮ると無数のオーブが写りこみました✨
小さな部屋に区切られたような洞窟内には、
まるで天球儀を思わせるようにマンモス、ラクダ、ハクチョウなどが赤い彩色で描かれていました。
約40,000年前と考えられていたホイドセンヘリーン洞窟の岩絵は、最近の調査で27,000〜28,000年前のものと判定されたとのことです。
なんと‼︎アルタミラやラスコーよりも10,000年も古い岩絵がアジアにあったなんて本当に驚きです。大興奮です‼︎