モンゴル 2
モンゴル 2
モンゴル4日目はフフンデル山にトレッキング調査
標高2,200メートルの眼下にひろがる雄大な景色
どこまでも続く地平線。
古代の人々の暮らしに思いを馳せます。
情報と物があふれる日本は、便利だけど窮屈な暮らしです。
馬に乗り、牛や羊を追い厳しい自然のなかで日々を生き抜く生活はシンプルで古代から変わらないものです。
日本人の私には、出来ないけれど羨ましく憧れすら感じます。
生きるという意味では一体、どちらが幸せなんだろう? と考えてしまいました。
ホブド滞在中に同乗していたホブド博物館の学者トゥローウ先生とドライバーのドルジー。
彼らが最初に覚えた日本語は『大丈夫』でした。
教えたわけではありませんが、私たちの会話を聞いていて覚えたようです。
日本人て、そんなに何度も大丈夫って言ってるんですね。驚きました。
モンゴルの男性は、ぶっきらぼうで愛想も良くありません。とてもシャイです。
ですが、すすんで荷物を持ってくれたり、風の強い拓本作業中にずっと風避けのブルーシートをイヤな顔ひとつせずに長時間持ち続けてくれたり、
気配りの優しさと懐の深さ、逞しさを感じました。
ひろい大地では、1人では生きていけません。
モンゴル人にとって協力するということは、当たり前のように身についてることなんでしょうね。
大自然で癒され、モンゴル人からは大きな気付きを受取った心に残る1日となりました。
ドライバー&ホブド大学の先生