瓦当印
2020.03.06
カテゴリ:作品
瓦当印
【瓦当を模刻(絵画でいう模写のこと)】
瓦当とは屋根の軒丸瓦のことで、
吉祥語を用いて住の安全と詠唱の守護を表象したものです。
『長楽未央』(ちょうらくみおう)は
漢時代に建築された「長楽宮」と「未央宮」に共通して用いられた瓦当といわれ、吉祥文字瓦当瓦の典型といわれています。
”長楽は未だ央(つ)きず”と読み、
ざっくばらんに”長い楽しみはこれからこれから・・・”というムードを持つ瓦当藝術の言葉で、いかなる立場にある人にとっても、いかなる人の心のひだに触れても生きている限り、人生の中にある楽しみは長く永くこれからも・・・という永続性を心願する言葉です。
6cm×6cm