古寺探訪
2016.07.31
カテゴリ:日々のこと
古寺探訪
2泊3日で京都・奈良の古寺を訪ねてきました。
山あいにひっそりと佇むお寺は参拝者も
ほとんどおらず蝉と鳥の鳴き声だけが響いていました。
かつては広大な敷地に立派な伽藍があったであろうお寺も長い歴史の中で姿を変え
今では金堂しか残っていないお寺がほとんどでした。
1,200年もの時を越え 私の目の前にいらっしゃる仏様は、
どれほどの人の願いや哀しみを聞いてこられたのだろう。。。
ご住職や村の人々は、どんな想いで仏様をお守りになってきたのだろう。。。
1,000年以上も大切に受け継がれてきたという事実は感慨深いものがあります。
いまでは、国宝や重要文化財となった仏像。
当時は仏様のお姿そのものだったに違いありません。
青々とした稲が揺れる田園風景を眺めながら
こんなに素晴らしい歴史を持つ日本のことを
もっと深く知りたいと思いました。